結城神社で5月3日(水)、第58回剣道先賢彰徳三重県少年剣道大会が開催された。県内の道場、小学校、中学校などで剣道を学ぶ小学生と中学生、男女合わせ約100チームが出場し、日頃の練習の成果をぶつけあった。県剣道先賢彰徳会主催。
同大会は結城神社の結城運動公園で毎年行われる春の例大祭に合わせて開催。小学生の部と、中学生男子・女子の部に分かれ、トーナメント形式で優勝を決める団体戦、面防具に風船をつけ、それを紅白分かれて乱戦で割り合う野試合があった。
夏を思わせるような日差しのもと、防具をつけた選手たちは暑さをものともせず、「やああぁっ!」と勇ましい掛け声を上げ、熱戦を展開した。
大勢の観客が見守る中、野試合では東西紅白に分かれた選手たちが自軍総大将を守りながら激突。試合場に大きな土埃が舞い上がった。
大会の優勝者、優秀選手、一番槍賞選手(野試合で相手総大将を討ち取った選手)は次の通り(敬称略)。
<小学生の部>優勝=嬉野剣道連盟▽準優勝=颯友会▽3位=和道館、旺武道場
<中学生男子の部>優勝=嬉野中学校▽準優勝=夢心館▽3位=亀山演武場、嬉野剣道連盟
<同女子の部>優勝=嬉野中学校▽準優勝=員弁剣友会▽3位=朝陽中学校、白山会
<大会優秀選手>丸山士雄(小学生・嬉野剣道連盟)、梅田拓実(同・颯友会)、八手又彩世(中学生女子・嬉野中学校)、伊藤美結(同・員弁剣友会)、尾上周翼(中学生男子・嬉野中学校)、野口光星(同・夢心館)
<一番槍賞>=渡部愛翔(羽津剣道スポ少)、坂下優希(三雲中学校)