不妊治療の草分け的存在として知られる津市栗真中山町の医療法人西山産婦人科(西山幸夫理事長・院長)が、津駅近くの津市栄町4丁目に新築移転し、6月1日(木)にオープンする。これを機に西山院長は名誉院長、西山幸江副院長が院長に就任する。
女性の結婚年齢が高年齢化し、不妊治療を希望するカップルの相談年齢も上がっている。治療は細分化し、高度化する中で、新医院の建設を機に、移転に伴い、治療を一層高度化するため不妊治療センターを併設し、一般不妊治療をはじめ体外受精、顕微鏡受精も行う。
新医院は津駅から徒歩5分と利便性が高く、交通の便は良い。建物は鉄骨3階建て1フロア264㎡(80坪)、総床面積約792㎡(約240坪)。正面はガラス張りの明るい建物。
1階は外来受付、事務室があり、診療は不妊治療、不育症治療を中心に、一般婦人科疾患(がん検診、更年期障害、ピルなど)を含めた外来診療を、西山幸江新院長が担当する。
2階は生殖センター。最新機器をそろえ、体外受精、顕微鏡受精を行う。診療室では不妊治療、一般婦人科治療などを西山名誉院長が担当する。
3階は鍼灸(しんきゅうう)、アロマテラピー室に加えて、キッズコーナーを設置している。駐車場は17台。
西山院長は「世代交代を進めるとともに、産婦人科として一層専門性を高めます。安全安心できる治療に努め、1組でも多くのご夫婦にお子様が授かっていただけるよう新・旧院長ともども、スタッフ全員で採り組んで参ります」と抱負を語った。
西山産婦人科新医院=津市栄町4丁目72、電話059(232)0123。