津市美杉町奥津の美杉小学校で10月9日(火)、生活科の地域学習交流授業があり、ミツマタを生かした地域づくり協議会(岸野隆夫会長、14人)の会員の協力で、1年生11人と2年生5人の計16人が美杉和紙の紙すきを体験した。
子どもたちはミツマタとコウゾを解かした液から、はがき大の枠に溶液を流し込んみ、紙すきに挑戦。会員の富田**さんが「下に敷いた簀(す)の編み目が見えなくなる厚さにすきましょう」とアドバイス。すいた紙は、水切りをした後、板に張り付け、名前を貼って乾燥させた。
2年の男子児童は「むつかしかったけど、面白かった」「もっとやりたい」と顔をほころばせていた。
すいた紙は、各自が絵てがみ風の作品に仕上げて、11月3日(土)の町民文化祭に展示する予定。