第14回津シティマラソン大会・サオリーナ杯20192月10日(日)が来年2月10日(日)に開催される、今回は安濃町地域の自然豊かなコースから、サオリーナを発着点とした津市中心市街地を駆け抜ける新コースに変えた。定員を大幅に増やし、レードアップした。ゲストランナーは吉田沙保里選手。受付が今月1日(木)から始まった。スポーツ熱が盛り上がるチャンス。大会運営に市民がどう参加するのかも課題だ。
第14回津シティマラソン大会・サオリーナ杯2019の受付が11月1日(木)から始まった。開催は平成31年2月10日(日)午前9時競技開始。参加定員を1000人増やして40000人に増やす。今回のゲストは津市が世界に誇る女子レスラー吉田沙保里選手。2020ねんの東京オリンピック、2021年の第76回国民体育大会・三重とこわか国体)とスポーツ熱が盛り上がるチャンス。公認のハーフマラソンへの規模拡大や、大会のグレートアップを視野にした大会運営が注目される。大会運営に市民がどう参加するのかも課題だ。
これまでは安濃中央公園を発着点にした自然豊かな丘陵地を走り抜けるコースだった。発着点に数千人規模の選手が集まれる場所、コースの交通規制が比較的容易であるなどが理由だった。
サオリーナが完成し、発着地点として数千人を収容できる大駐車場が利用できることから、参加選手の声を生かしコースを変更、津市の中心市街地の一部を走ることになった。選手にとっても、多くの市民に「見られる」、沿道から「声援がある」のは大きな魅力だ。
コースはサオリーナをスタートして、県道42号津芸濃大山田線(主要地方道・フェニックス通り、なぎさまちに至る道)を右折。10㎞コースは新町大橋南詰め交差店を左折して県庁前交差点で折り返し。再び県道42号線を東上し、三重会館前を国道23号線に出ずに百五銀行丸之内本部棟手前を右折。津商工会館前、津城櫓前を回って県道に戻り、ゴールのサオリーナをめざす。
国道23号線を遮断せず、4車線で比較的道路幅の広い県道42号線を走るコースで、車両にとってもう回路の多い地域だ。
コースは従来と同じ10キロ、5キロ、2キロ、ジョギングの4種。定員は10キロが900人増の2000人、5キロが50人増の700人、2キロは50人増の700人と増えた。ジョギングコースは前年同の600人。参加料は10キロが3000円、5キロが高校生以上2500円・中学生1500円、2キロは高校生以上2000円・小中学生1500円。ジョギング1500円。
津市産業・スポーツセンターではメインアリーナを開会式会場、受付・荷物預かり場に。産業展示場では物産展を開催するなどサポーターも楽しめるイベントがある。
参加賞は10キロコースが大会オリジナルTシャツ。5キロ・2キロコースがタオル。ジョギングはハンドタオル。
参加申し込みは今月22日(木)まで(先着順に受け付け)。インターネットRUNNETで「津シティマラソン」を検索して申し込む。ゆうちょ銀行、郵便局での申込み、大会実行委員会事務局での申し込みも可。
大会運営は津市スポーツ協会、津商工会議所などがボランティアで参加。文字通りの「津市民マラソン」になる。国体を控え、公競技に市民がどう関わり、参加するのか、試金石となる。津シティマラソンはメジャー大会にグレードアップできるのか。期待して注目したい。
問い合わせは津シティマラソン実行委員会事務局(津市スポーツ振興課)=電話059(229)3254。マラソンコース