第2回三重県赤十字救急法競技大会が1月27日(日)、津市半田のセントヨゼフ女子学園高等学校・中学校体育館で開かれた。地元高松山団地の小学生チーム、小学生の部2チーム9人、一般の部(高校生以上)13チーム56人参加して、スピーディで性格・安心できる救護の技術を競った。日本赤十字社三重県支部と日本赤十字安全奉仕団主催。
競技は応急手当と一次救命。前夜来の雪が残り底冷えのする会場で、準備体操を念入りに行ってから競技が始まった。最初は1次救命競技「心肺蘇生・AED」。
スタート合図で競技者1番が傷病者を発見して救助に向かう。1次救命処置の手順で救助、2番、3番は応援要請があった後、傷病者に近づき、1番の指示に従う。119番通報とAEDの手配。審判員の指示でAEDが到着。4番は2分後のAEDのアナウンス後に救急隊として到着し、「救急隊です。後は私たちが救助します」と告げる。「お願いします」と1番が告げ、終了する。
「正確で安全な手技の技術」「チーム内の役割分担の巧拙」「競技中は走らず、安全を確認する」など基準に判定する。。
小学生の部はチャレンジプログラムで行われた。
成績は次の通り。
チャレンジ賞=にこにこガールズ、チームNANA▽8つ折り本結び「金賞」=ふくし・ゆかいな仲間たち▽応急手当・担架「金賞」=アナザースカイ▽一時救命金賞=紀南高校▽総合銀賞=紀南高校▽総合金賞=ふくし・ゆかいな仲間たち