津のまちにJCを使ってもらいたい!
「雲外蒼天~自己の成長が未来を明るく照らす~」をスローガンに掲げて1月、津青年会議所(津JC)67代理事長に就任した。昨年9月に津市とパートナーシップ協定を結び、今年から活用が始まる。「津のまちにJCを使ってもらいたいのです。自らのまちは自らが作る決意です」と力強く語る。
今年は選挙イヤーだから、必要があれば公開討論会も開いていく。前回の選挙で初めて18歳、19歳に参政権が与えられたが、全年齢平均投票率と比べて9・6%も低い投票率だった。ゆゆしきことと危ぶむ。
「若者が『知り、考え、意見を持ち、論じ、決める』ことを学ぶことで、当事者意識が芽生えると思います。主権者として選挙に関心を持つように訴えていきたい」と、青少年育成活動に一層力を入れる。今年は子どもたちに呼びかけサマーキャンプを開催する計画だ。
国立社会保障・人口問題研究所の予測では、2040年までの20年間に津市は5万人の人口が減少し、消費が現在の80%に減るという。「持続可能なまりを創造するために、避けて通れない課題と真摯(しんし)に向き合い、打開策を見いだし、社会を変えなくてはなりません。私たちは青年経済人として先を見据えて、、具体的に行動を起こさなければなりません」。言葉を強める。
JC入会9年目。在籍10年を超える会員が減ってきた。今年はJCアカデミーを開催して資質向上に努める。会員同士が切磋琢磨(せっさたくま)し、人間性を磨き、自己成長を遂げていきたい。会員拡大は自己成長のための基本運動と位置付ける。
「”明るい豊かな社会”を具現化するのは私たち青年です。愛するこの地域がさらに光り輝くために、英知と勇気と情熱と笑顔をもって全力で取り組みます」
警備業・旅客業の(株)メイハン勤務。
趣味は読書。お酒はつきあい程度。家族は夫人と1男1女。
◇津青年会議所=津市丸之内29ー14(商工会館4階)、電話059(227)3806。