結成21年目の賀詞交換会
「安全安心の地域社会の追及」を目標に日々活動を続けるボランティア団体「津一灯会(乙部満生会長、会員)は15日(火)、津市大門の津都ホテルで1月定例会賀詞交換会を開いた。会員56人が出席し、互いにあいさつを交わしながら親睦を深めた。
最初に乙部会長が年頭の言葉を述べた。効率化とスピード化が重視され強調される現代社会にあっては「忙しさにかまけて大切なことを見落としがちでは」と注意を投げかけ、しばらく立ち止まることの大切さをテーマにした茨木のり子さんの詩を紹介し、熟慮した上で行動することを誓った 続いて、来賓の前葉泰幸津市長が「安全なまちづくりに効果的として防犯カメラの設置を進めたい」と語り、現在実施中のパイロット事業を紹介しつつ、普及に向けて補助金制度の新設をほのめかした。
その後、15年余にわたる消防団活動が評価され、顕彰表彰を受けた(株)赤塚植物園の伊藤雅志さんが、「まだまだ元気なうちは続けていきたい」と話した。
同会は今年結成21年目。警察の協力のもと、基本理念「一灯照隅、万灯照国」の実践に取り組んでいる。