津まつりは中止
中国鎮江市からマスク3万枚届く
市長定例記者会見
市長定例記者会見が8日(金)、津市本庁舎8階の大会議室であった。前葉泰幸市長が「新型コロナウィルス感染症特別定額給付金」の開始時期、令和2年度津まつり・安濃津よさこいの中止、友好都市・中国鎮江市からマスク寄贈の3点について説明した。
特別定額給付金郵送申請の申請書は10日(日)から発送開始。オンライン申請受付分は11日(月)から振り込みを開始する。申請受付期限は8月12日(水)まで。担当課=電話(229)3574。
7日の津まつり実行委員会総会で「中止」を決定。新型コロナの終息が見通せないことが最大の理由。市内外からの訪問者の安全安心を最優先した。なお、令和3年度は10月9日(土)・10日(日)に開催決定。8日(金)は前夜祭。
中国鎮江市からマスク3万枚の寄贈を受けた。今年1月末、鎮江市で新型コロナウィルス感染症の不安が高まり、マスク流通ルートの紹介について協力依頼を受けた。津市には余裕がなく、見舞い状を送付した。
長らく交流を続けている津市国際交流協会(山口久彦会長)が会員から集めた義援金7万2452円を拠出した。今回のマスク寄贈はこれらのことに対する鎮江市からの返礼である。
マスク3万枚は最前線で感染症治療にあたっている津地区医師会、久居・一志地区医師会、津歯科医師会、津薬剤師会、救急医療機関、地域包括支援センターに5千枚づつ配付する。
津市と鎮江市は1984年に友好都市提携を結び、以来35年の長きにわたり、交流を重ねてきた。