1時間200円の駐車料金が500円に
「三交の駐ing」イベント料金24時間3000円
混雑防止のため!?
七夕まつり、花火大会は未定
「えっ500円!?」通常1時間200円の駐車料金が5月18日(土)の「518ドまんなかフェス」の1日は“イベント料金”で価格が大幅にアップ。よく利用している市民らは「高すぎる!」「これから気をつけないと…」と困惑している。津市内26箇所ある有料駐車場「三交の駐ing」のうち、丸之内、大門など中心市街地の6箇所の駐車場がイベント料金となった。「もうかる時にもうける」のは民間事業の鉄則だが、同じ津市中心市街地の丸之内に本社を構える三交不動産株式会社駐車場事業部に対して、「もうちょっと配慮を」という商店街関係者の声が上がっている。
昨年の「津まつり」がイベント料金設定のはじまりで、今年の5月18日(土)が2回目。
大門・丸之内地区の駐車料金は、通常日が24時間700円。8時~18時は1時間200円、18時~翌日8時が1時間100円と良心的な設定。同社の名古屋市中区錦3丁目「錦三」のパーキングは10分/100円、日祝終日1000円、月~、土終日1500円。文字通り需要に合わせた料金設定だ。
イベント料金は通常月~土24時間700円が→最大3000円、1時間/500円にアップした。
三交不動産株式会社駐車場事業部の椎名洋平課長は「イベント開催時には駐車場がふさがっていることが多いので、混雑回避を考えてイベント料金を設定しました。リピーター向けにイベントの10日前には告知を掲示しました。利用状況を検証して今後のイベントにも適用するのか、料金設定を含めて検討します。」と話している。
1ヵ月に5~6回は使うというAさんは「月契約の駐車場より近いのでよく使いますが、いつもは2時間400円が1000円になったのでビックリしました」。商店経営のBさんは「うちは駐車場が狭いので、お客様がパーキングをよくお使いです。ちょっと残念ですね」と話している。
空き地が目立つ津市中心市街地。土日でもイベントのない日の通りはひっそりとしている。