工房孝とその仲間たち
着物リメイク冬支度展
作家渾身の作品が並ぶ
着物リメイクの「工房孝とその仲間の和日和冬支度展~和布の世界、心に思いつくまま~」が28日(水)~12月3日(月)、津市東丸之内の松菱6階催事場で開催され、市内外から多くのファンが訪れ、にぎわった。
会場には工房孝の作家19人の作品を展示、販売。リメイクの洋服300着、バッグ、クラフト表装、リメイク用着物50着、小間物・アクセサリー700個、木工雑貨100個が展示された。
古い着物や帯には日本の伝統工芸の粋。素材として活かし、おしゃれ着にしたり、手提げバッグ、中着にリメイク。貴重な古布は表装してタペストリー、掛け軸に仕立てて新しい命を吹き込んだ作品。
工房の作家たちは、古布の販売会に出かけ素材を吟味して、リメイクする。古着ではなく、大切に保管された和服、帯がほとんど。
作家が思い思いの価格を付けているが、素材費そのもののお値打ち価格。売れ筋は4~5万円の価格帯。小田さんが展示したマントは、紬、縮緬の高級布地を使った渾身の作品。
工房孝の小田孝代表は「今回は素材もデザインもレベルの高い作品がそろいました。和裁洋裁の経験者がお客様には多く、作家の皆さんも交流を楽しんでいます」と話していた。
問い合わせは小田さん=電話090(2346)6547。