寺内町を華やかに稚児練り
荘厳な千人の稚児行列
高田本山奉讃法会
津市一身田寺内町の髙田本山専修寺で21日から始まる親鸞聖人生誕850年を記念する奉賛讃法会の前日20日午前10時から、稚児行列が行われた。楽師を先頭に、きらびやかな衣装に身を包んだ稚児約300人とその保護者、僧侶による総勢約千人が町内を練り歩いた。
仏様や神様のご加護を願い、物事の道理がわかる賢く優しい子に育つよう、願いを込めた行事。地域によっては、3回参加すると健康に育つ、などともいわれる。
稚児の衣装である赤色や緑色の着物・袴・烏帽子に着替え、化粧を施した子どもたちは午前10時、本山太鼓門を出発。百五銀行・魚松など寺内町を練り歩き、本山山門を通り、入山。如来堂、御影堂を参拝した。
家族で参加した女の子は「頭の飾りが落ちてこないように歩くのが大変でしたが、キレイな衣装で歩けて楽しかった」と話した。