新年恒例の津市消防出初め式が13日(日)、津市北河路町のメッセウイングみえと駐車場で開催された。分列行進や式典、表彰などがあり、木遣りや一斉放水の披露もあった。市消防本部、市消防団、市婦人防火推進委員会、市自主防災協議会などから約700人が参加。一般市民約300人が見守った。
分列行進では消防職員や消防団員、消防車両が音楽隊の演奏に合わせて隊列を組み行進した。公募で選ばれた市内の5歳から12歳までの子どもが、子ども消防隊長として消防車に同乗して行進、観客から拍手と声援が送られた。
式典では前葉泰幸市長が昨年は地震、台風など多くの災害があり、津市でも大規模停電が発生した。消防団員、自主防災会と力を合わせ安全で安心できる市にしていただきたい。消防、防災力の一層の強化を図っていきたい」と訴えた。表彰式も行われた。
駐車場では消防団員が熱のこもった木遣り唄を披露した後、はしご車も出動して青空に威勢よく一斉放水した。消防職員の迅速な動きに、カメラのシャッターを押す姿が多かった。
表彰されたのは次の通り。
三重県消防協会長表彰10人、精励章(15年以上)37人、表彰徽章(5年以上)94人、感謝状H30年に勇退消防団長と副団長、三重県消防協会中勢支会会長表彰(5年以上)94人、津市長表彰(40年以上)2人、永年功労賞(30年以上)14人、永年勤続章(20年以上)53人)、勤続章(10年以上・63人)、優良賞(5年以上・93人)、津市長感謝状(30年に退団)83人、津市消防団長感謝状(10年以上精励の団員家族)50人。