工夫を凝らした仮装に拍手!
コロナ禍で中止や規模縮小となっていた「久居まつり」が10月22日、津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザや本町通りなどで4年ぶりに通常開催。縁日やステージ発表など多彩なイベントが繰り広げられ、今年で19回目となる人気の「ひさい版仮装大笑」が久居アルスプラザで開かれた。秋晴れのもと約5千人が訪れに大いに盛り上がった。プラザでの開催は初。同実行委員会主催
地元の飲食店や菓子店、市内のまちかど博物館やボランティア団体など約30団体が出展。射的や輪投げ、スーパーボールすくいなどの縁日、カラアゲなどの屋台、本町商店街内の特設ステージで発表が行われ、終日親子連れらでにぎわった。
本町ステージでは地元の保育園児やダンスクラブの子どもによるダンスやバレエで開幕、太鼓演奏などが披露された。会場から大きな拍手が起こっていた。観客席では子どもたちの晴れ舞台を収めようとスマホを構える母親らの姿もあった。
お笑いコンビのキャイーンを司会に迎えた「ひさい版仮装大笑」は、「UFOに乗って地球にやって来た宇宙人」「赤とんぼに扮した女の子」「運動会の借り物競争に出た透明人間」など10組が工夫を凝らした仮装で会場を沸かせた。
訪れた人は「久居まつりイコール仮装パレードと小さいころから楽しみに待っていた。少しでも伝統を残そうとする動きはうれしいです」と話した。