北海道の自然を描き続けて生涯を終えた津市出身の上田晃治さん(1940~2017年)の遺作展が28日(金)~30日(日)までの3日間、県立美術館(津市大谷町)県民ギャラリーで開催される。時間は午前9時30分~午後5時、最終日3時まで。入場無料。
上田さんは昨年、死去。遺作を津市に在住する友人と妹の南三重子さんが、整理して遺作展を企画した。
同展には北海道を描いた作品を中心に約50点を展示。牧場の馬の親子、早春の遠別など北海道の自然と風物を季節感豊かに描いている。
上田晃治さんは昭和15年4月17日、津市に生まれ。津高校卒業後、東京写真大学を経て三越百貨店に就職。文化学院で絵を学び、卒業後、百貨店を辞め画業に専念した。国画会に所属。北海道遠別、函館に住み、北海道を描き続けた。
問い合わせは南さん=電話059(226)6166。