津市美里町家所を走る市道白山芸濃線(グリーンロード)の、県道穴倉南神山津線信号交差点から北へ約300メートルの西側道路のり面が4月19日(日)午前7時頃に崩壊して、延長約40メートルのり長約30メートルの土砂が崩落して道路を塞いだ。崩落した土砂の転石で車両1台の損傷事故が発生した。
事故に遭遇した車両の運転手が津署に連絡して、津市建設部北工事事務所に連絡が入って分かった。車は斜面からの落石のためにバンパーが破損。落石に乗り上げてパンクしたという。通過直後に崩落がおこったらしい。
崩落の原因は1週間前から100㎜を超す雨量があり、斜面にあった直径3㍍ほどの岩石が崩れて一気に斜面の崩落が発生した。
土砂は1000?を超え、2車線を塞いでおり、道路は県道穴倉南神山津線信号交差点から同安濃町安部の交差点の間が交通止めになっている。迂回路は県道411号穴倉南神山津線。
現在、道路を塞いでいる土砂の撤去が進められている。
津北工事事務所の水谷誠維持担当副参事は「二時災害を起こさないように、土砂の撤去と、土止め板を建てる応急工事を行っており、早期に1車線だけでも交通できるようにしたい。本格復旧工事は現場の状況を見極めてから、工法の検討をしたい」と話している。
緊急工事は地元の(株)美里=津市美里町家所4654-1が事故当日から随意契約で行っている。
グリーン道路は津市白山町から芸濃町を結び、津市山間部から安濃工業団地、亀山市、鈴鹿市の工業団地への通勤道路として交通量が多い。
問合せは津北工事事務所=電話059(253)2272