津市スポーツ・レクリエーション協会(青木謙順会長)は15日(日)、津市一身田大古曽の津市立一身田小学校をスタート地点にした「ウォークラリーin津2022」を288人が参加して開催した。「三重とこわか国体デモンストレーションスポーツ」として令和3年5月に開催が予定されていた大会で、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となり、1年遅れの開催となった。
青木謙順会長(県議会議長)は「多くの市民から強い開催要望がありました。歴史と文化豊かな一身田のコースを楽しんでください」とあいさつした。地元の村主英明市議会議員も応援に駆けつけた。
ウォークラリーは「ときめきコース約3㎞」、「かがやきコース約5㎞」の2コース。家族や友人2~5人のチームで、チームごとに違う「コマ図」を手渡されて、直線で書かれた簡単な道路、橋やカーブミラー、チェックポイントなどが記された図を頼りにコースを巡り、3キロコースは2時間10分~20分、5キロコースは2時間40分~50分で出発地点をゴールに歩く。隠しタイムにピタリと到着すると得点が高い。チェックポイントには「課題」が設定されて答えを出し、「観察ゾーン」の情景が、ゴール後のクイズに出てくる。
ラリーは歩くことを通じて健康増進を図り、地域の歴史や風土、自然に触れて楽しむ野外レクレーションスポーツ。コース途中で旅するシンガーソングライター「あつ」さんが参加!歌を楽しむひとときもあった。参加者は地図を見ながら、図示されたマークをたどりながらウォークを楽しんでいた。