「ふるさと・ふれあい・秋まつり」をテーマに平成30年度「みすぎ秋まつり」が3日(土・祝)、津市美杉総合文化センター(津市美杉町八知)で開催された。特産品販売やステージイベントがあり、多くの人が訪れ美杉の秋を楽しんでいた。
開会にあたり、まつり実行委員会の岸野隆夫委員長が「秋まつりを通じて町内外の人々がふれあい、ふるさと美杉町の活性化が図られれば幸いです。ステージイベントや販売ブースなどをお楽しみください」とあいさつした。
ステージイベントでは、美杉小学校児童57人が合唱で元気な歌声を披露。客席の保護者らから大きな拍手が送られた。今夏の甲子園高校野球大会に出場した白山高校野球部の応援で活躍した、同校吹奏楽部と美杉中学校ブラスアンサンブル部は息の合ったコラボ演奏。アンコール曲の「野球応援メドレー」が流れると、客席から手拍子が打たれ盛り上がった。課外授業で1~3年生10人が学ぶ「文化箏教室」(赤堀京子さん指導)は初の舞台演奏だったが、テーマの「まつり」を見事に演奏。10人の思いを一つにした熱演に大きな拍手が湧き起こった。
カラオケや日舞、ギター演奏ありの芸能発表では、舞台に上がった顔見知りに黄色い声援が飛びかい、親睦を深めていた。
屋外の特産品販売ブースではアマゴの塩焼きやこんにゃく、マコモタケ、餅などを求める客でおのぎわった。商品化を目指していた「ミツマタを活かした地域づくり協議会」は、地域に自生するミツマタを原料にした美杉和紙はがきの販売を開始した。価格は1枚100円、2枚(しおり付き)200円。
問い合わせは津市美杉総合支所地域振興課=電話059(272)8082。