お手玉千個いきいきサロンに寄贈
ふれあい長寿津
井村屋が規格外アズキ提供
ふれあい長寿津(瀧薫代表)は、井村屋グループ(株)(中島伸子社長)から提供された規格外アズキを活用して作った「お手玉」を、社会福祉法人津市社会福祉協議会(小渕徹夫会長)を通して津市内の「ふれあいいきいきサロン」に贈った。13日(月)、津市高茶屋の井村屋グループ本社で贈呈式が行われた。
ふれあい長寿津は現在会員264人。平成3年~18年にみえ長寿大学(県主催)を卒業した人たちが中心となり、独自の学習活動「ふれあいカレッジ」を開講したり、ボランティア活動を展開している。
贈呈式で、瀧代表は「お手玉は伝統文化であるが、最近は保護者も遊び方を知らないので、学校に出かけて一緒に作って、遊び方も伝授しています」と話し、メンバーの一人は「1個のお手玉に50㌘のあずきを入れ消毒済みの布で縫い上げています」と話した。
中島社長は「令和の時代は“和菓子”の時代です。アズキは1300年前から食べられており、赤色は魔除けとして喜ばれていた。今後も、社会貢献に積極的の取り組んでいきます」と話した。
お手玉づくりは、むかしあそび体験交流から生まれた活動で、市内小中学校、幼稚園、保育園などに、約1万4千個のお手玉を寄贈してきた。
津市内には約400のふれあい・いきいきサロンがあり、活動を行っている。