(株)おやつタウン(津市一志町)の松田好旦代表取締役社長は2月25日(月)、津市役所本庁舎を訪れ、「子どもたちの人間性、創造性の育成に役立ててほしい」と母校である現・津市立一志中学校(山本潔校長、生徒数379人)に、最新情報機器を贈った。
松田社長と社員計3人が訪問し、前葉泰幸市長、倉田幸則教育長、山本校長にプロジェクター、スクリーン、デジタルハイビジョンビデオカメラほか映像機器の目録を手渡した。
松田社長(71)は「自身が中学生のころ、寄贈によって学校の講堂に緞帳(どんちょう)が取り付けられ、たちまち最新鋭の劇場になり、感動を覚えた」と話し、「同じ喜びを母校の中学生に与えたい。地元への感謝を込めて贈った」と説明した。
前葉市長は「生徒たちの心に大きなインパクトとして刻まれることでしょう」と述べた。
映像機器は講堂に設置される。最初の出番は間もなく迎える卒業式で、証書を授与される生徒たちの表情を映し出すという。
山本校長は「今後も文化祭をはじめ演劇、体育なの学校行事で使わせていただく」と笑顔で語った。