『みずいろの手紙』など熱唱
津市一身田の高田会館で6日(日)、歌手あべ静江さんの新春コンサートが開かれた。同会館を運営する(株)あかり屋と企画会社FAMIE(若林祐基代表取締役)の共催。約120人のファンがひと時、楽しいトークと歌謡ショーを楽しんだ。
企画した若林代表によると、「松阪市の見所を歌にした『松阪かるた』(同市と第三銀行の地域活性化連携協定に基づく取り組み)で協力いただいたことの御礼」とのこと。あべさんは私立高田高等学校の出身。芸能界における華々しい活躍もここ一身田がスタート地点。その意味で高田会館での開催は「凱旋(がいせん)」とも言える。若林代表は両者の感謝の気持ちを結ぶ形でこの日の開催とした。
あべさんはアイドル時代の同期の歌やデビュー曲『みずいろの手紙』などを歌唱。会場はサイリウムを振って応え、懐かしい昭和歌謡に聴き入った。プログラムでは、趣向を凝らして、鼻笛合奏団アミーゴ(岩田良幸団長)とのコラボレーションも見られ、『ふるさと』ほかが演奏された。