自閉症やダウン症など障がい者の優れた芸術活動を支援する「きらめき・アート」プロジェクトMie(岡本陽子会長)は16日(木)~19日(日)、津リージョンプラザ3階生活文化情報センターで子どもたちの作品展を開催した。7人の作品約100点が展示された。4回目。
同展には嘉戸碧さんが書と絵画、北岡青さんが彫塑、中野元洋さんが書、佐藤慎也さんと戸崎健也さん、濱口新平さん、福田優飛さんが絵画とそれぞれ作品を出展。
カンバスにあふれるほどの動物を色鮮やかに塗り分け、楽しく夢のある世界に仕上げた福田さんの絵、プラスチック粘土で作ったアリティあふれる北岡さんの動物(生物)など、美的感覚を縦横無尽に発揮し、創造力あふれる作品が並んだ。いずれも傑作ぞろいで、来場者を魅了した。
北岡さんは小説やイラストにも挑戦して活躍の場を広げているという。岡本会長は「子どもたちの比類のない才能に周囲の人が早く気づき、認め、育てることが重要。隠れたすばらしい能力を開花させることで、子どもたちの活躍の場が無限に広がっていく」と話した。