10月5日に白塚漁港
魚介類・農産物を大安売り!
元東京大寿司
松田春喜親方
「いわし寿司」の振る舞いも
さかなの大安売り「第19回白塚おさかなまつり」が白塚漁業協同組合(橋本信満代表理事組合長)主催で10月5日(土)、津市白塚町の白塚漁港で開催される。。午前8時30分~12時30分までの売り切れごめんの大安売り。鮮魚や海産物が市価よりもお値打ち価格。10月4日「イワシの日」にちなんで、元東京大寿司松田春喜親方のいわし寿司振る舞い(先着400人・引換券配布)がある。
コロナ禍以前は毎年、年末の12月に開催され、市内外からも多くの買い物客が訪れていた。5年ぶりの開催。雨天決行。
児童対象に「釣り」「射的」「さかな名前当てクイズ」がある。場内商品券(千円券・総額10万円)の抽選会、桑名赤須賀漁協の「桑名の焼きはまぐり」試食がある。
伊勢湾内で穫れた水産物を中心に、たつくり、ちりめん、いわし丸干し、貝類の他、美杉・白山地域から野菜、こんにゃく、お茶、ようかん、ウナギ弁当なども販売する。
中世に安濃津の鰯(イワシ)を京の都へ運ぶ「鰯街道」があった。松田親方は「津地域には『祭り寿司』としていわし寿司を食べた」と話しており、いわし寿司の「祭りすし」復活、普及に取り組んでいる。
伊勢湾内はバッチ網(船曳網)によるイワシ漁の最盛期。かつて、白塚、河芸地区はイワシ、カタクチイワシ地引き網漁が盛んで、煮干加工業が発達し、多くの雇用を生み出していた。現在は、大半が大型魚の養殖のエサになり、煮干し生産は衰退した。
白塚漁港は河芸漁港と合併し、平成30年(2018)4月に三重県が管理する白塚漁港となっている。
問合せは白塚漁業協同組合・電話059(232)3027。