津商工会議所が21項目の要望
脱炭素社会へEV充電インフラを
丸之内交差点の横断歩道移設提案
津商工会議所(伊藤歳恭会頭)は1月27日(木)、津市新年度当初予算編成に向けて、産業振興と雇用促進、新型コロナに関する企業支援、安全安心な都市形成、にぎわい・魅力づくり、交通環境の整備など21項目にわたる提案・要望書を前葉泰幸津市長に提出した。
主な要望は「安全安心な都市の形成について」の中で、国道23号線丸之内交差点の横断歩道を、丸之内横断歩道橋付近への移設、津駅周辺の活性化、新型コロナウイルス感染症対策で中小企業への支援強化、津球場の観客席などの拡充整備、市内業者への優先発注など入札、契約制度の見直し、カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向けた補助金の創設。
丸之内交差点の横断歩道移設は、三重会館交差点から国道23号線松菱寄に100mと近接し、信号の見落としなどから歩行者の事故が再三発生しているため。交差点を現在、歩道橋がある付近へ約50m移動して、障がい者や自転車が利用できない歩道橋の整備を求めている。
津球場の整備は、市体育館の撤去とともに駐車場が有料駐車場に整備されたが、、60年前の建設当時のまま。津球場をプロ野球基準や公認野球規則を満たしていないので整備し、観客数現8420席も1万席以上の拡充整備を要望。拡充整備によりプロ野球の試合誘致が可能となる。
カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向けた補助金の創設では、EV充電インフラ設置促進を掲げ、事業所や住宅に充給電設備、EV専用コンセント、専用電源回路への補助金創設、LED照明の導入促進、自家消費型大型太陽光発電。蓄電池設備導入の促進を要望した。
問い合わせは津商工会議所=電059(228)9141。