津市観光協会が人事を一新
田屋敏彦氏ら副会長に抜擢
「実働する組織」にしたい!!
一般社団法人津市観光協会(山川芳春会長)は9月28日(火)、臨時役員会を開き、副会長を一新した。理事を含めた役員が「実働する組織にする」と意気込んでいる。
筆頭副会長には安濃津よさこい組織委員会専務理事の田屋敏彦氏(62歳、株式会社TSK代表取締役社長)を抜擢。新たに水谷博之氏(60歳、津北商高会長)、伊藤俊哉氏(58歳、フェニックスホテル・有限会社美鶴代表取締役)、菅尾充孝氏(50歳、株式会社菅尾製茶代表取締役社長)を副会長に任命した。伊藤氏と菅尾氏は6月の社員総会で新理事に選ばれたばかり。年齢的にも若返った。
山川会長は「副会長も理事も実働する組織に作りかえたい。事務局のスタッフも少ないので、観光イベントには役員が積極的に参加するようにしたい。副会長の定員は6人となっているので、良い人があれば副会長になっていただく。Withコロナの時代は、これまでの前例踏襲の発想ではやっていけません。半年後、1年後に、観光協会に入っていて良かったといってもらえる組織に生まれ変わらせたいのです。インバウンドの相手に、台湾に力を入れたいのは、津まつりにも来ていただいて好評だということもあり、新しい発想で観光客誘致に取り組みたい」と抱負を語った。
これまで、副会長人事は業界代表的な意味が強かったことについて「これまでが悪かったというのではありませんが、新しいことにチャレンジして行くには、ご批判があることは十分承知の上で取り組みます」と、大胆な人事について説明した。