県民の身近に「看護の心を」
2019みえ看護フェスタ
健康チェックコーナーは順番待ち
看護の日(5月12日)を前に11日(土)、「伝えたい。看護の力・看護の魅力」をテーマに、「2019みえ看護フェス」がタ津市一身田上津部田の県総合文化センター男女共同参画センターで開催された。多彩な催しがあり、大勢の県民が訪れた。県と県看護協会(西宮勝子会長)主催。
県民に「看護の心」をより身近に感じてもらおうと毎年実施。沐浴体験やAEDの使い方、認定看護師の活動紹介、看護学校への進路相談などあり、看護職を志望する学生や、初めての出産を間近に控えた若い夫婦の姿もあった。
ロコモ度・血管年齢・骨強度などの健康チェックコーナーは順番待ちの人でいっぱい。県民の健康に対する関心の高さが伺えた。4大学10校が参加した学校別進学相談には80人を超える看護職志望の高校生が詰めかけた。
津市の柴田昌彦さん(42)は熱心に夫婦で沐浴体験をし、「妻の初めての出産が5月末に迫っています。人形は動かないので上手くできましたが、赤ちゃんは動くので心配です」と笑顔で話した。
AEDを体験した津市白山町の青山高校3年の今野明日香さんと小森聖奈さんは「胸骨圧迫が難しかったけどAEDの操作は上手くできました。今日の体験を忘れず万一の時に役立てたいです」と口をそろえた。