三重看護専門学校で入学式
“和言愛護”の精神で
42人が看護師めざす
津市島崎町の津地区医師会三重看護専門学校(今野信太郎校長)で4日(木)、第16回入学式が行われた。看護師をめざし女子41人、男子1人の計42人が新たな一歩を踏み出した。
同校では3年間、充実したプログラムと教授陣によるサポートにより、看護師国家試験に全員合格を目指す。平成16年に開校以来473人が卒業して、市内の医療機関で289人、市外で152人が活躍している。
今野信太郎校長は「看護、医療の世界は命と心を扱う職種。とっさの対応力、常に学ぶ姿勢、たくさんの経験値がものを言う世界です。病気や悩み、困難に苦しんでいる人々に手をさしのべることができる看護師に育ってほしい。“和言愛護”の精神を受け継いでほしい。3年後に全員に卒業証書を渡したい」とあいさつした。
浦和健人津地区医師会会長、前葉泰幸津市長、西宮勝子三重県看護協会会長が祝辞の言葉を述べ、新入生を励ました。
入学生を代表して内藤二千華さん(18)が「あなたの笑顔に出会うと元気でいられる、といってもらえる看護師になるために、和言愛護をモットーに頑張ります」と決意を述べた。