津商工会議所(岡本直之会頭)は7日(月)、津市大門の津市センターパレスホールで平成31年度年賀会を開催した。市政財界代表者ら約480人が参加し、今年の津市経済の船出を祝った。
年賀会は青年部元気玉による太鼓の演舞で開幕。岡本会頭が「世界経済は予断を許さぬ状況だが、三重県は昨年神宮参拝やインターハイなどで人の出入りに恵まれた。この勢いを東京五輪、国体につなげなければならない。ものや人の流れと市場環境が変わり、10月には消費税増額が予定されている。感性を研ぎ澄まして、こうした大きな変化に応えたい」とあいさつした。
来賓の鈴木英敬県知事は「改元を控え、明るい時代の幕開けを感じる。官民あげて防災への備えに着手したいとも考える。東京五輪、国体への準備もスタートさせたい」、前葉泰幸津市長は「津市ビジネスサポートセンターを設置し、市の経済への関わり方を示してきた。とりわけ、創業支援と事業承継に力を入れている」と、県市のトップが抱負を述べた。
この後、威勢よく鏡開きが行われ、賀詞交換では和やかに交流を深めた。