真宗高田派本山専修寺
国宝指定で参拝客増加!
津市一身田町の真宗高田派本山専修寺(常磐井慈祥法主)で9日(水)~16日(水)までの8日間、宗祖親鸞聖人の757回御正忌法要「報恩講(お七夜)」が開かれる。如来堂と御影堂が平成29年11月28日、建造物としては三重県で初めて「国宝」に指定されたことから、昨年から団体の参拝者が増加している。今年は例年の約10万人以上の参拝客が予想される。
連日、同派寺院住職によって晨朝・日中・逮夜・初夜の説教が行われ、善男善女が耳を傾ける。
期間中、如来堂で特別講演がある。13日(日)午前9時から、芳川賢史師・擬講・津市報恩寺住職が「真実に出会うということ」、14日(祝・月)午前9時から、栗原妙直師・輔講・四日市市誓元寺宗徒が「無礙の光明」と題して話す。
15日(火)午後0時30分~1時30分国宝御影堂特別拝観がある。
新成人の集いは14日(祝・月)午前9時から宗務院で受付、御影堂にお参り後、桐鳳書院で集いが行われる。13日(日)午後1時から宗務院で「お七夜子ども大会」があり、献書展表彰式、アトラクションがある。
献書展は9日~16日大玄関廊下、生花典は10日(木)~15日(火)山内休憩所、宗旦古流呈茶は10日~15日午前10時~午後3時、有慶堂で開かれる。
宝物館特別展観9日~15日。各日午後1時から教学院の担当者が宝物説明を行う。
宝物館の特別展観が9日(火)~16日(火)まで。時間は午前10時~午後3時(初日は12時30分から、最終日は午後1時まで)。無料。
高田会館では専修寺こんにゃくなど県内物産の即売が開かれ、例年人気を集める。本山の門前には多くの露店が並び、老舗店舗の前では名物の和菓子を求める行列ができる。