JA三重中央は6月2日(土)、毎年恒例の親子参加型の農業体験クラブ「つちっこクラブ」(全5回)の第1回目を津市久居一色町の(株)JAアグリサポートだいちで開催した。農作業に興味を持つ小学生の子どもとその保護者約50組約170人が参加し、土いじりを楽しんだ。
同クラブは「子どもたちに農業の大変さや食の大切さ、自然との触れ合いを学び感じてもらおう」と毎年実施。6月~12月にかけて5回行い、野菜の植え付けや除草作業、収穫といった一連の農業体験ができる。
今回はサツマイモの苗の植え付けと、ラッカセイとトウモロコシの種まき。初夏の陽気の中、子どもたちはスコップ片手に、「これでいい?」「もうちょっと深く掘ってほうがいいんじゃない」などと話しながら、親子で農作業に汗を流した。
トマトの食べ比べも行われた。トマトにもいろいろな品種があることを学び、ミニトマト、フルティカ、ルネッサンスの3種類を食べ比べて、色や大きさ、匂い、味などに違いがあるかを確かめた。
子どもと一緒に参加した母親は「今年で2回目です。子どもも楽しみにしていて、私も土いじりができて楽しかったり」と笑顔で話した。